冬至まであと1ヶ月を切りましたね、今年は12月22日だそうです。
毎年我が家でも冬至をどう過ごすか話題になります。
日本風の冬至だとかぼちゃを食べてゆず湯に入る、台湾風では湯圓を食べたり…
昨年は子供たちと一緒に作ってみたら湯圓の生地で遊んでめちゃくちゃになりました。
なので、今回は取り寄せられるものを探してみました笑
冬至に湯圓(タンユェン)を食べるのはなぜ?
冬至は旧暦の24節気のうち最も重要な節気の1つ。24節気は地球の自転と公転の周期によって決められる。冬至はまさに1年で昼間が最も短い日で、「冬節」とも呼ばれる。冬至以降は昼間の時間がゆるやかに長くなっていく。万物を育てる「気」の「陽気」が徐々に回復してくるわけであり、人々は「一家団欒、円満」を象徴する「湯圓」で「陽気」を迎え、「湯圓」を食べることで万事の円満と家族全員の団欒を願う。このため冬至に「湯圓」を作って神様や祖先を祭る風習があるほか、婚礼や引越し、神様の安置など民間での重要な行事の中でも、「湯圓」を食べて「円満」を願う習わしがある。
taiwan today -冬至に「湯圓」を食べるのはなぜ?食べるとひとつ歳をとる?
他にも妊婦さんが湯圓を食べて生まれてくる子の性別を占ったり…
レンゲに2つずつのせて食べていくと独身と既婚者で残る数が違う…
なんて迷信のようなものまであったりと、湯圓に関する話は色々とあって面白いです。
湯圓(タンユェン)の色々な食べ方
一番ポピュラーな食べ方は砂糖を入れたお湯で湯圓を煮るだけ…と凄くシンプルです。
何気にお砂糖を入れる量が難しくて、味が無い?薄い?お湯に浮いているだけの湯圓になってしまったり…笑
お店で食べると、生姜シロップやピーナッツシロップに湯圓が入っていることがあります。
どちらかというと私はこっちの方が好みです。
自分で味付けすると好みの味にできるのは良いのですが、やはり甘さの調整が難しいですね。
ごま餡湯圓(タンユェン)
黒ごま餡が中からとろりと出てくる湯圓。
台湾の定番のひとつなので、いろいろなメーカーから発売されています。
中の餡がアツアツだと子供にとって食べるのは大変ですが美味しいのです。
恐るべしごまの魔力。
ピーナッツ餡湯圓(タンユェン)
ピーナッツ餡の湯圓も台湾の定番湯圓のひとつです。
日本ではあまり馴染みない湯圓ですが、ピーナッツクリームのような餡がとろりと溶け出て美味しいです。
子供にも人気。
紅白ミニ湯圓(タンユェン)
これが入っていないと冬至の湯圓は完成しません。
陰と陽を象徴しているような色違いの湯圓を大きな湯圓と一緒に入れて食べれば、純粋なもち餅感も楽しめます。
このタイプの湯圓はシロップで食べるのがオススメ。
花生仁湯湯圓(タンユェン)
ピーナッツシロップです。
ピーナッツの素朴な味わいが楽しめます。
台湾のスーパーやコンビニで必ず見かけるほど台湾ではメジャーなタイプです。
八寶粥トッピング湯圓(タンユェン)
八寶粥を食べてからというもの、おなか空いたけど、甘いものを食べたい!
そんなときにおすすめなのが八寶粥です。
8種類(大体、ですが)の具材が入っていて甘く煮込まれています。
まるでぜんざいのような感じです。
具材豊富で、豆やきくらげなどの漢方に使用されるような食材が入っているので、罪悪感が消し飛びます。
ダイエット中でも八寶粥を食べることは体に良いこと!と言い聞かせて、常備食としていました(満腹感も素晴らしい)。
黒八寶トッピング湯圓(タンユェン)
八寶粥の黒糖入りバージョンです。
こちらも八寶粥と同じく美味しいです。
いつもの八寶粥にちょっと飽きちゃった時によく食べていました。
甘さレベルは八寶粥と大体同じくらいです。
自家製シロップをトッピング
お茶で作る ジャスミン茶や烏龍茶、緑茶にお砂糖やはちみつなどを入れて甘めに仕上げます。
甘い緑茶は台湾らしいので、台湾ロスの人にはぜひ試してほしい味です。
お鍋に茶葉を入れて(もちろんお茶パックに入れることを推奨!)、しっかり煮出したらお砂糖を入れるだけ。
甘めにするのがポイントです。 砂糖水に生姜のスライスを入れて、お鍋で甘い生姜のスープを作るのもおすすめですよ。
お家でも台湾風の冬至をおやつに取り入れてみませんか?
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